スピードと学力 ― 2017年03月13日 19:32
今年の都立高校の数学、大問1。いわゆる1行問題と計算問題。ここだけでなんと、46点が取れる。
実際の入試において、ここを何点とるかは非常に大事。
ここは全問通過が必須という場合と、ここで何点積めるか?
生徒の学力と受験校によって作戦は変わってくる。
ただ受験以外においても、過去問演習などをさせる場合、ここが重要な指標になる。
数学の学力を見るのに、ここは非常に役に立つのだ。
その指標はスピード。
数学で80点以上をとる生徒は、大概この大問1を5分程度で終わらせる。
得意な生徒は3分程度。
逆に苦手な生徒は、ここに15分、下手すると20分位かける。
もっさもっさやっている
当然のことだが、正答率もスピードに比例する
時間をかけてじっくりやるから間違えない
のではない。
速く解けるから、間違えないのである。
時間かかる場合は、大概計算からして怪しい。
多分本人も解き方を理解していないことが多い。
できないから時間がかかるのである。
できないのに適当にやって速く終わると言うことは、まずないのである。
これは数学に限ったことではない
速く解けるときは、大体理解している証拠
遅いときはその逆。
速く解けるようにするというのは、学力の向上にもなる
問題解くときは、時間を意識してやらせることも、とっても大事。
ストップウォッチやタイマーなどは必須でしょうね。
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