気合いと根性2016年12月01日 14:16

中高と、運動部を一切パスしてきた身。
元々体育が苦手だったので、放課後わざわざ運動するという選択肢はなかった。

体を動かすのが嫌いなのではない
活動中のあの雰囲気がいやだった

時に聞こえてくる先生の怒鳴り声
気合いが足らない!
根性出せ!

・・・

昭和の時代、あの雰囲気は当たり前だった。


気合いと根性を否定はしない。
しかしそれは、そこまできちんと指導した上でのこと。

体育の授業時もそうだが、できないから困ってる
気合いが足らないから、根性がないからできないばかりではない。

技術面でわからないことがあるから困ってる

それを気合いと根性で覆い隠してしまう

あの雰囲気がいやだった。


今から思えば生意気な子供だったかもしれない
しかし、理屈がないのはイヤ。


だから、この塾も、気合いだ~ 根性だ~ という雰囲気にはしたくないし、そもそもしてない。

根性論は、確かな技術があっての上で。
自分の指導技術の未熟さを都合よく覆い隠す言葉にしたくない

まあ、自戒を込めてるが。

その選択、本当に良いんですか?2016年12月02日 14:29

中3は定期テストも終わり、内申が確定する。
三者面談のシーズン。

となるとちらほら出てくるのが、単願推薦での合格。
内申基準だけでほぼ決まる単願推薦

これを決めてくる生徒が出てくる。


さて、ここからはあくまでも私の個人的な意見だということを付記しておく。

近年、推薦の内申基準がじわじわと上がってきているが、
うちの周囲の私立の場合、いわゆる単願推薦で決まるのは、成績がオール3以下でも受け入れる学校。
つまり、そういうレベル。
(ただ、そういう学校でも特進があるので、見かけ上の偏差値は上がる。大概それに惑わされる)

それ以上だと、あくまでも推薦試験の挑戦権、という位置づけ。
で、本当に上位校になると実施すらない。

もちろん例外はあるが、なんとなくこの制度の位置づけが見えてくる。


大体公立中でオール3に満たないというのは、学力的にはもう少し頑張らないと、というレベル。

多分にこれで単願がとれるというのは、囲い込みの要素が・・・
まあ本人もご家族も、学校側も納得なら何ら問題ない話だが、やはり「もったいない」という気がしてならない。


確かに受験というのは、当事者は苦しいかもしれないが、乗り越えると確実に一皮むける。どんなにのんびりした男子でも。

人生において、自分の進路を決める機会というのは思ったほどない。
高校受験は、公立生にとって、たぶん人生初の試練
その試練を、曖昧に回避してしまうことが、その子の将来にとって本当に有用なことなのか?

なんとな~く進学すると、結局ツケは先送り・・・

せっかくの貴重な経験、堂々と立ち向かってほしいのが本音

余計なお世話なのは100%承知の上。

その選択、本当に良いんですか? その22016年12月05日 13:49



うちの周りの私立高校の場合、いわゆる同じ単願推薦でも、成績基準は結構ことなる。
9科オール3以下でもOKのところと、最低でもやはり4が半分くらいはないと無理、というところ。

後者は、都立進学以外の積極的な選択肢にはなり得る。大学進学を考えた場合、良い選択肢にはなり得る。

問題は前者の場合、やはりどうしても囲い込みの要素が目立ってしまう。

成績3って結構幅広く、学校の定期テストが30点くらいしかとれなくても、提出物で拾われるケースも多い。もちろんその側面は否定しない。しかし成績の3が必ずしも実際の学力は担保してない。


正直言って、定期テストで30点くらいしかとれない科目は、明らかに基礎学力が不足。
もちろん勉強時間も足りてない。
勉強に対して、積極的にやっているとは言いがたい。
言われたことだけなんとなくこなしているだけ。

高校の勉強は質も量も、中学の比ではない。
そのためにも、受験勉強で鍛える必要があるのに、そのあたりを緩~く回避。

高校行ったら頑張る といっても、今できないのに進学後急に頑張るとは思えない。

個人的にはすごくもったいないことをしているとしか思えない。


ただね、この成績では難しいから推薦で・・・、親御さんの気持ちもわからなくもない。

でも長い目で見たとき、鍛えなければいいけない場面というのは絶対に出てくる。

で、そのチャンスって、人生において思ったほどないんですよ、というのも付け加えておく

長く続けることのメリット2016年12月06日 12:46

もっと長くやっている先生からすると、鼻で笑われてしまいますが、とりあえず10数年やってきて、ある程度の経験を積んでくる、それによって、メリットは大きいなあと。

確かに年齢を重ねると、体力は落ちます
徹夜やそれに近い状態なんかしたなら、翌日は使い物になりません。

瞬発力も落ちました。

要はがむしゃらにやることは難しくなってきます

しかしありがたいことに、長くやっていると、年齢を重ねると、「経験知」をたくさん持てます。

人間関係のこの商売、いろいろな意味でトラブルと言うほどでもないですが、いろいろな葛藤が出てきます。
仕事を始めた当時は、もう闇雲にぶつかって解決策を模索してきましたが、ある程度経験を積むと、先が見通せます。

そう、余裕が出てくるんですね。

良い意味で、引くことができるんです。

この余裕というかゆとりが、体力がなくなってくるのを補ってくれるんですね。
人間って、うまくできてます。

まあ、自分で言うのも何ですが、今まで自分なりに一生懸命やってきたご褒美かなと。


ただしこの余裕、言い方悪くすると、「ずぶい」ことになります。反応が鈍くなります。
余裕があることで、かえって目の前のことを真剣に見なくなります
「まあ、どうせこうなるんでしょ♪」

と、下手するとなめてかかります。

これはまずい。
確かに基本は一緒かもしれませんが、目の前の生徒は年々変わってきてます。
初心忘るべからずですで、常に新鮮な視点を忘れずに、そしてそこに経験知を加味。
そうなると、良い先生になれるんでしょうね。

まだまだ自分は修行が足りませぬ。

生徒に嫌われる先生の特徴2016年12月09日 12:51

私の知り合いの個人塾の先生に、平塚でKOSHIEN学院を経営されている先生がいらっしゃいます。大ベテランの先生です。その方が、先日書かれた日記です。

生徒に嫌われる先生の特徴

不潔とかえこひいきももちろんありますが、やはり私が一番思うのは、生徒に対して不遜な態度をとるエラソーな教師でしょうね。

先生ですから、もちろん生徒と平等ではありません。
時には威厳のある態度は必要です。

しかし、なんとなくいるんですよね
どことなくエラソーに思えてしまうのが。
態度が不遜に見えてしまうのが。

今の子供は、少子化で親に大事に育てられていることが多いので、彼らなりのプライドは強いです。
それをいきなり傷つけるというか、そこにズカズカと踏み込む態度は最も嫌われます。

特に女子生徒は体力的に男性と劣りやすい分、生理的に防衛反応が働きやすいため、特に男の先生からそれをやられると、一発で「キライ」というレッテルを貼ります。そうなると回復は難しいのです。

原因は、本人の性格もあるんでしょうが、結局の所、昨日の書き込みともつながりますが、相手に対する敬意でしょう。

たとえ相手が年下の子供とは言え、絶対に必要です。
それを、こちらは先生なんだから、と上から目線でいきなりきたら、そりゃあ警戒されますって。

だからといって、下手に出ろとは言いません。

先生と生徒は対等ではありません。
しかし、一定の敬意は絶対に必要です。

自分に対して敬意を表してくれない相手には、敬意など払いません。

昨日の、闇雲の電話攻勢に対する嫌悪感の根底はここにあります。


じゃあ、褒めときゃいいのかって?

それも少し違います。

子供達は、形式的に褒めることにも嫌悪感を抱きます。
おためごかしに褒めるのなら、本気であることが大事ですが、叱る方がずっとましです。

真剣に向き合ってくれる人には、必ず心を開きます。

子供はやはり体力的に大人とくらべて劣ります。
だからこそ、防衛反応が働きやすいのです。

子供達は(特に女子生徒)、立派な体格をした特に若い男性には、基本的にまず防衛反応が働くと思った方が良いです。
ただでさえ警戒レベルにあるところに、上から目線で来たら、当然防御レベルは上がります。

じゃあどうすれば?

これは経験ですね。経験しながら学ぶしかありません。

教育は現場ごとに違うのですから。

でも、根底には相手に対する敬意と愛情でしょう。これがあれば、なんとかなるもんだと思います。

間違っても、自分は先生なんだから、注目して当然、注目してくれ!というような半ばナルシスト的な態度は、完全に浮くと言うことだけは付記しておきます。先生はタレントではないんですから(^^;)

「学習量の絶対的な不足」をどう補うか?2016年12月12日 11:42

中学生くらいで学校の成績が悪い場合、いくつか理由があるが、やはり一番の理由は


「学習量の絶対的な不足」


いざ勉強しようと思っても、いきなり今やっている範囲の問題を解いたとしても、たぶんほとんどできない。当然わからないから、イヤになって投げ出す。
それでも宿題として課されている場合は、解答丸写し・・・?(テスト前には横行しやすい) 

できないなら、そのレベルに戻す必要がある。
それを教えるのが、外部の教育機関の役目。

できなくなっているところまでさかのぼる。
セッセと教える。
その場ではわかる。

めでたしめでたし・・・



でも簡単にそうはならない。
それを痛感している。

できない生徒は勉強終わると、「ああ!やれやれ・・・」で終わってしまうから。
その後はほとんどなにもなし。

宿題を出しても、それなりに取り組めばまだ良いが、せいぜい次の塾の時間直前にやっつけでやるか、そもそもやってこないことも。

結局、自ら勉強する姿勢が乏しいので、次の時には、前習ったところも大概忘れてる。砂上の楼閣の繰り返し。

本来はそこで、繰り返し自分でやるから力が付く。

しかし成績低迷者はまずそれをやらない。
だから、学習量の絶対的な不足なのだ。

じゃあ、宿題を大量に出せば良いかって? 
解答丸写しが横行するか、学校に持ってってこっそりやるか、なんてのも否定できない。
やってこないあなたが悪い、と責任転嫁するのも無責任な気がする。

となると、方向性は限られてくる。
ただ、いわゆる一般的な個別指導では費用がかさむ。

というわけで、今後の方向性についていろいろ検討中。
昨日は、その大きなヒントをいただいたという次第。



そもそもね、今までサボっていた子が、週1か週2、数時間席に座って、言われたことだけやるだけで成績が上がるようなら、何の苦労もいらないの。そもそもまじめにやっている子に対して失礼。
もしそれで上がるなら、良い意味できっかけが与えられたと言うこと。
でも、それは予想以上に確率が低いのが現状。

過去問演習2016年12月13日 12:04

定期テストも終わり、内申が確定すると本格化するもの。

やること自体は重要なことだし、必須。

しかし、実力もないのに手を出してもあまり意味がない。

でも、時間がないと焦るのか? そういう生徒ほどすぐに取りかかりたがる。
もしくは、勉強が本心ではあまり好きでない生徒も。

これさえやって合格点さえとれればクリアできる、って思っているんでしょうかね。

すぐにゴール目指して効率を求める。


でも、大概あまり意味のない行為。
やっても基本がわかってなければ、例えあてずっぽで答えが合っていたとしても、本番での再現性は薄い。

やってもやっても同じような点数しかとれない。


もちろん過去問をやることに意味がないわけではない、むしろ大いにやるべき


しかしせめて、やってみて歯が立たない、よくわからないと思ったら、その単元を全部復習する覚悟でいかないと。
となると、できない生徒ほどあれもこれもとなるが、とにかくここはいったん腰を落ち着けてじっくりやるべき。

でも、そうはいかないんだよなあ・・・


なんとなくやってはいるんだけど、結局雲散霧消。
腰を落ち着けてじっくり勉強に取り組んだ経験があまりないから。

まあそれでも、入試は満点を目指す必要はない。
科目によっては、比較的復習しやすいのはある。
都立の場合、理科と数学。
問題ごとに分野がハッキリしているので、復習の目安が立ちやすい。

このあたりから取り組んでみるしかない。
要は是々非々。
理想論を語っても仕方ないので。

一意専心2016年12月14日 12:52

そろそろ周囲では、推薦で決まる子も出てくる。

焦りはじめる時期。

不安からか、あれもやらないと、これもやらないと・・・ と妙に落ち着かなくなる。
または、過去問さえとれれば良いんだからと、効率を求めて過去問に走る・・・ 基礎力がないと、あまり意味がない。

こういうときこそ、自分を信じて、基礎をしっかり確認したい。今まで使った教材などをしっかり復習したい。
もちろん基礎ができている場合は、大いに過去問に取り組んで良い。

結局人間って、いくら悩もうと焦ろうと、目の前のことしか一時には取り組めないもの。
焦ってやっても、落ち着いてやっても、それは同じ。

だからこそ、穏やかに、心落ち着かせて、自分を信じて目の前のことに取り組むしかないんだと思います。

結局人間って、いくら悩もうと焦ろうと、自分のやりたいことしかできません。
ならば、心を落ち着かせて、本当にやりたいことは何なのか? を考えて素直に従うのが吉だと思う。


月末にはクリスマスとお正月。
世間は何かと騒がしく、落ち着いて勉強しにくいかもしれないが、逆に言えば、気持ちを切り替えるには良い時期かもしれない。

来年の春に楽しいことが待っていると思って、一意専心で頑張ってほしい。

対処療法ではなく2016年12月15日 11:53

定期テストも終わり、まもなく2学期も終了。冬休みである。
受験生以外にとっては、少し一息入れられるとき。

次のテストは2月末から3月初めなので、そういうプレッシャーもあまりない。

こういうときこそ、テストのための対処療法と言うよりは、根本的に治す勉強をしたい。

英語が苦手な場合、教科書をもう一度習った範囲を読み返す。そのとき、読んだら訳すを繰り返す。訳がすぐに出てこないところは、文法的に理解できていないところ。単語の確認も必要だね。

数学の場合、計算中心に確認しておいた方が良い。
中学生だと、一次方程式と連立方程式が要。
ここがスラスラできないというのは、どこかで引っかかってる証拠。
まあ、大概、正負の数の計算から怪しいのが多いが。

国語の場合は語句。漢字の書き取りにも絡んでくるけど、結局語彙力がないのが、成績が安定しない最大の理由。
そんな問題集をやってみるのも良い。案外中学受験用に良いのがあります。

普通に一般的な問題集に取り組むよりは、こういうことを地道にやっていった方が良い。

どうしても現在学校でやってることに、対処療法で対応したくなるが、時間のあるときこそじっくりやってほしい。

成績が悪い! とにかく今のことを! いや、予習だ!

気持ちはわかりますが、対処療法はあくまでも対処療法。
根本的な解決にはなりません。
テスト直前は仕方ないですが、時間のあるときこそ、じっくりと取り組む。

そういう時期にしたいと思う。

計算は、とにかくスピード2016年12月16日 14:47

計算で戸惑ったり、手間取ったりして時間がかかると、本当にきつい。

この時期、入試問題に取り組む。
解き方がわからないから確認する。

それで終わるのなら良いのだが、その過程での計算に手こずるとかなり厳しい。

問題の解き方を理解して、次回に生かせるようにするのが目的なのに、計算力が無いばかりに、計算することが主眼になり本来の意味がぼけてくる。


また計算が遅いと数がこなせない。


時間ばっかりかかって、あまり進めなくなる。

そのうち・・・


数学の入試問題は、大概大問1や2が計算。ここで時間とられたり、間違えたりすると致命傷。


昨日も書いたが、中学数学の計算の肝は、一次方程式と連立方程式。
ここを手間取らず如何にスピードあげて解けるか?

だいたい早く解けたときはあってるモノ。
時間かかるときは間違ってるモノ。


数学の勉強をするときは、最初に10分で良いから計算をやるべき。

計算に始まり、計算に終わる
そのくらいの覚悟で良いのかも。