うちには向かない生徒2017年05月19日 16:48

基本的にうちは、懇切丁寧に教えないことを目標にしている

塾に来て席について、言われたことだけやっていればいいわけではない

もちろんやるべき事、方向性は示しますし、チェックも入れます。
しかし最終的にやるのは自分。

黒板で先生が勝手に授業進めて、時間になったら終了! ではありません。

となると、うちでむかないのは完全受け身な子。
ヤル気がなくて手が動かない子。

とにかく、何でも良いから自分で進めてみないことには何も始まりません。


こちらができることは、水飲み場まで連れて行くことであって、無理に水を飲ますことではありません。

全く手が動かず、下手するといつの間にか居眠りを始めた場合・・・

基本的には放置します。
一応起こしますが、後は自分の意志に任せます。

他の生徒もいますから、そうそうかまってられません。

まあ、さすがにその状況で熟睡、というのはよほど体調悪くなければまずいませんが・・・
とはいえ、例外もいましたが・・・(過去形)


自ら何とかしようという姿勢がないと、多分うちでは続きません。

時々見ていて、ああ、しんどいんだろうな~ という子はいます。
でも、そういう子でもなんとか自分を乗り越えようと努力している。
三歩歩いて三歩下がる状態でも(^^;)

でもそれで良いんです。

やった内容については問いません。

そりゃあ理想的に頑張ってほしいとは思いますが、人それぞれ。

そこを問題にはしません。
とにかく、前に進もうという姿勢が見えれば良いんです。


一歩でも動けば、こちらとしてもやりようがある。
何もしなければ、こちらも何もしようがない。

だから池の鯉のように口をパクパクさせていれば、自動的にエサが来ると思っている場合は、うちにはむきません。

でも、一歩でも踏み出そうと思った場合は、最大限フォローします。

いつまでも他人から懇切丁寧に教われるわけではありません。
いずれ自分で工夫して勉強しなければならなくなる。

そういう努力は子供のうちからしておくことが大事。

その効果は高校以降に如実に出てきますよ。


高校生になったら、自分なりの学習方法を編み出せなければ、到底大学受験など乗り切れませんから。

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