13年目に入りました2016年11月01日 12:11


今日11/1は、うちの創立記念日。

今日から13年目に突入します。
ちょうど干支が一巡したことになります。

2004年の10月の上旬にチラシを入れ、ありがたいことにすぐに授業を始めることができました。
実際には10月末には授業をしていた気もしますが、キリがいいので、11月にしています。

3年前には移転をし、少しずつ形態は変わってはいますが、基本的には始めた当初からほとんど変わりません。
私が始めたときから比べて、周りの塾の数はトータルとしては増えました。
しかしおかげさまで、そんな中でも、評価をいただいているんだなと思っています。


今後も、生徒たちに気持ちよく通ってくれるような環境を作り上げ、続けていくだけです。


これからも生徒の期待を裏切ることなく、自分のできることで応えていきたいと思います


今月の期末テストが終わると、中学3年生は受験モード突入。
ここからが毎年そうですが、本番です。

続けると言うこと2016年11月02日 16:12

昨日で13年目に突入した我が塾。
お祝いのコメントたくさんいただきました。ありがとうございました。

さて、塾は13年目だが、実はこのブログもそろそろ14年近くなる。

たぶん初書き込みが、2004年の1月。
塾よりも歴史が長い。

2004年から2005年頃は、ブログのブーム。
塾の先生でも始められた人は多かった。
お互いにコメントを書きあい、活発に交流したこともある。
オフ会もやったなあ。

しかし数年経って、先生によっては、いつの間にか書かなくなったり、他のブログに引っ越したりして下火に。
引っ越した先でもいつの間にか尻すぼみで、消えていった先生も多い。
もちろん、SNSの普及で、そちらに行かれた先生も多いようだが、塾自体やめられた先生もいたようだ。


私はというと、TwitterやFacebookなどにもアカウントは持っているが、一貫してこのブログは続けてきた。(更新頻度にムラはあるが(^^;))

SNSも良いのだが、あれは一過性のメディアという気がしてならない。

ある程度まとまった量を書き、時系列に保存できるとなると、結局このブログが一番と言うことになる。

時々、ブログを見て問い合わせをくださる方もいるが、ある程度こちらの考え方というか人となりを理解していただいているので、話が早い。最初から入塾のつもりできてくださる。

個人レベルとしては、自分を知っていただける重要なメディアだと思ってる。


たかだか十数年くらいで偉そうかもしれないが、一貫して自分の思いや考えなどを書き続けている個人塾のブログとしては、老舗に入ると思うし、そういうのはあまりないと思っている。


何でもそうだが、続けるというのはホント難しい
ブームの頃に、一気にアクセスを稼いで有名になった人も、今はどうしているんだろう?
急成長というのは、急反動を伴う。

数百アクセスくらいで淡々と続けられるこの形、自分にとってはちょうど良いんだよね。

密度濃く、効率よくやれば成績上がる?2016年11月04日 11:11

ハッキリ言う
密度濃く、効率よくやれば成績上がるのは、ある程度基礎力がある場合に限られる。
平均点に満たない学力の生徒に、これをやったとしても効果は薄い。

そもそも学力がない最大の理由は

「勉強不足」

ようはやってない。

そんな生徒に密度濃く、効率よくやったとしても、たぶん、それは教える側がそう思えるだけで、おそらくほとんど消化されない。

そもそも学習の習慣が付いてないのだ。
そんな生徒に、いくら効率だとか言っても、それ以前の話。


病み上がりの患者に、いくら栄養をつけねばならないからといって、いきなりステーキとか食べさせますか?
そういう話です。

で、できない生徒というのは、それ以前の部分が非常に根が深く、単に変えると言うよりは、革命的に変える必要が出てきます。


今までよりかは、あくまでも自分対比で、少しくらい勉強したところで、簡単にどうにかなるものでもないんです。もしそんなんで簡単に成績が上がるなら、まじめにやってきている子がかわいそうです。


ただ、病気とかと違い、意外とスムーズにどうにかなる面はあります。

それは、自分が本気になる事。
毎日少しずつでもいいから、とにかく必死に取り組む事。

たったそれだけで、周りの見方は変わってきます。
周りは応援してくれます

要は、自分の気持ち次第。

ただし、周りに必死が伝わらないとなりませんので、自分比レベルで、ちょっと頑張ったくらいではダメですけどね。


効率とか考える前に、やる事あるでしょ というお話。

背中から見えてくるもの(辛口)2016年11月14日 13:14

昨日の日曜日は、定期テスト前の教室開放。
参加は任意。塾で勉強したい人だけ来てもらってる。

基本的には自習というか、めいめいの課題に取り組んでもらう。

彼らの勉強している背中を見ていると、いろいろ見えてくるものがある。
やはり集中している生徒は、動きが少ない。黙々と課題をやっている。
かたや、ちょこちょこ動く生徒もいる。勉強しないといけないのはわかっているが、どうしても本能の部分で葛藤しているのがよくわかる。

あとは、ただ漫然とやっている生徒。
言われたことだけなんとなくやっているパターン。

こういうのは一見するとまじめにやっているように見えるが、厳しい言い方だが、単にやっているだけ。

提出点はまあまあだが、実際のテストの点にはあまり反映されない。

これは、追い込んでまでやることはないので、キチンと覚えなければならないところを詰め切れていない。
本当に理解するまでやってないのが原因。
暗記というのは、ただ漫然とやるだけではダメ。やり方はいろいろあるだろうが、紙に書いてみるとか、ブツブツ唱えてみるとか、端から見ていて鬼気迫る勢いでやる様子がないと、なかなかものにならない。

で、漫然とやって試験が迫り時間がなくなってくると、「まあいいや、次頑張るから」と安易に妥協。
今自分を追い込めないのに次が来ることはない。

これでも高校受験は突破できるが、問題の先送りは余計にこじらすまで。大学受験では通用しません。

そういうことをいくら言ったとしても、頭でわかっていても、実際の行動まで変わることは少ない。
人間の習慣というのは、そうそう変わらない。

まあ、そういうのをひっくるめての中学生なのだが。

悩みますよねえ。

地味に範囲が広い、今回のテスト2016年11月15日 12:26



うちの近隣の中学では、明日から定期テスト。今週から来週にかけてがピーク。

テスト範囲を改めてみてみると、地味に広い。
前回のテストから1ヶ月半くらいしか経って折らず、その間、合唱コンなどの行事があったにもかかわらずである。
授業の進みが早いと言うことがよくわかる。

おまけに今回は実技も。

やってもやっても終わらない状態が。
これは中3に限らず、中1も中2もである。


もう少し一学期から、学校の授業をうまくペース配分をしてほしかったというのが本音。


2週間くらい前から計画的に進めてはいるが、やはりここ数日、ちょっと生徒にも疲労の色が・・・


元気な盛りの中学生とはいえ、まだまだ肉体的には大人のように完成していない。
精神的にも同じである。


ついつい結果がほしくなるので厳しく言ってしまうが、まだまだ半分子供、半分大人。
そのあたりの配慮はしていかないとね。
ましてや塾は夜の営業。
昼間めいっぱい活動して、なおかつ夜の学習。


体力を削って頑張っている生徒に対する、最低限の敬意は持ちたいよね。

背中から見えてくるもの(辛口) その22016年11月16日 14:50

今日から定期テスト突入。
中3にとっては、事実上最後。これで内申が確定する。

さて、連日のテスト勉強。

生徒の背中から見えてくるものがまだ2つほどある。

1)自意識過剰型
これは、勉強してます! アピールが強い。
多分に中学生くらいの年齢特有の、自意識過剰から由来するんだろう。
とにかく、自分に気を引いてほしい。
だから、勉強している姿を見てほしい。勉強してます!オーラを一生懸命発しようとする。
(これをこじらせると、いわゆる中2病?)

しかし、オーラというのは、自然に醸し出してくるもので、無理に出すものではない。
集中している生徒は、ただそれだけで自然にオーラを発しているものだ。


こういう生徒は、とにかく集中力がない。すぐ周りに反応する。
こちらが教えた後、「じゃあ、これとこれは、家に帰ったら復習します!」と威勢は良いが、まあ、話半分程度でちょうど良い。

でもまあ、とりあえずやるだけ良いのかもしれない。

2)フェードアウト型
一見するとまじめにやっているように見える。
提出物もまあまあこなす。とはいえ、半分くらいは写経かもしれないが。
でも、肝心のテストの点には反映されにくい。

結局、なんとなくやっているふりをして、肝心なところから逃げているのが原因。
逃げてしまう原因はいろいろだろうが、結局は自分に勝てない。
なんとな~く妥協する。

今はやりのドラマではないが、事勉強に関しては、「逃げるのは恥だし、役にも立ちません」(^^;)
ツケを先送りするだけです。

先送りすればするほど、傷口は広げる。

いざ試練に立たされたとき、その生徒の人間性があらわになる。
ハッキリ言って、きつく言わざるを得ないことも必要なんだと思う。

その分こちらのリスクは負いますが、なあなあにして良いことと悪いことがある気がする。
時には火中の栗を拾うことも必要だなって。

できないことが悪いわけではないんだよ2016年11月17日 12:10

私が日頃生徒を見ていて問題視するのは、まじめに取り組んでいるか否か。

ほぼこの1点。


勉強ができないことを問題視はしてない。
ただ、できない≓まじめにやってない
という状態になりやすいので、問題視するだけ。

できなくても、一生懸命食らいついてくる生徒には、いくらでも対応する。

こういう生徒の方が長い目で見たときに、中途半端にできるよりは見込みがあるのかもしれない。


できない、わからないという事実を突きつけられたとき、それを正面から受け止める。
決して自分が否定されたわけではないのだ。
そもそも、間違って当たり前
できなくて当たり前


新しいことを覚えられるチャンスとして、淡々と正解をしっかり理解するよう努力すれば良い。
できないことが恥ずかしいのではない、そのままにしておくのが恥ずかしい。


これをこじらせてくると、逃げることを覚える。
それも、表面上は努力しているように見せて。

昨日も書いたがこのフェードアウト型というのは、こちらが注意しておかないとさらっと流されてしまう


これから受験期を迎え、だんだん切羽詰まってくると、そういうごまかしもききにくくなる。
自分を試される貴重な機会。
つらいこともあると思うが、正面突破で頑張ってほしい。

何度も書いているが、なんとな~く進路を決めてしまうと、本当に後悔する。
というか、進学先でついてかれなくなる可能性が高い。
ついてかれなくなるとどうなるかわかりますよね?

将来に直結してきます。

まだ表面化されないうちに、キチンと努力すべきだと思うのです。

生徒達の背中から見えてくるもの まさかの第三弾2016年11月21日 12:08

生徒達の背中を見ていると、いろいろ感じることがある。

勉強そのものが、本当の意味で好きなのか否か。
やってる姿勢は見せるが、本心で言えば嫌いな方が強い場合、
1)勉強中に余計な動きが多い。
2)トイレに行く回数が多い。
もちろん生理的現象だから制限する気はないが、ちょっとやるとすぐトイレというのは、どちらかというと逃避行動だと思ってる。
3)気が散りやすい。周囲で何かあるとすぐ反応する。誰かの会話にすぐ入り込もうとする。
こういうのは、意識が外に向いている証拠。勉強は、自分の内側に入り込む作業なのに、ベクトルの向きが逆。
4)LINEが気になる。
塾では持ち込みは制限してないが、勉強中の使用は厳禁。それでも気になって仕方ないのがいる。
一説には、通信アプリの使用は、確実に成績を下げるという。これも3)と同じで、ベクトルの向きを逆にしてしまう。さらにさらに、もっと大きな原因があると思うが、これは後述。

これって、成績との強い相関関係はあまりない感じがするのも、ちょっと面白い。
勉強が苦手≓成績が悪い とは言い切れないのが興味深い点でもある。
こういう生徒は、何かのきっかけで伸びてくる可能性が高い。
それをどう引き出していけるかが、こちらの仕事だろう。

また逆に、勉強嫌いでもできる生徒はいる。中学生くらいの勉強だと、ちょっとやるだけでわかっちゃう事もあるんだろう。

ただ、高校くらいになるとまず通用しなくなるので、正しく集中できる方法は、中学のうちに身につけておく必要があるのは、間違いない。

日没が早い2016年11月23日 18:17

さて、この時期は、日没が本当に早い。
生徒が来る4時過ぎで、もう薄暗い。

調べてみたら、日没時間が一番早いのは、東京の場合、11/28~12/12の16時28分。つまり今ごろが一番早い。
冬至の頃が一番遅い気がするが、その日の日没は16時32分。
逆にこれから、日の出がどんどん遅くなる。
一番遅いのは1/1~13の6時51分となる。初日の出の頃が一番遅いわけだ。

日の入りのもっとも早い時期と、日の出のもっとも遅い時期とでは1ヶ月くらい差があるのである。

寒さのピークは、そこからさらに1ヶ月ほどずれ込み、1月の終わりから2月の節分くらいまで。

日没の早いのは、冬の始め。

冬至でもまだ寒さのピークはこれから。
当時冬中冬初めとはよく言ったものだ。


ここから受験の追い込み。
受験は、寒さとともにやってくる。

家でやる、という言葉は話半分で2016年11月24日 12:20

テスト前の休日に塾を開けると、積極的に来る生徒と、全く来ない生徒がいる。

塾に来て勉強するからすべて良いというわけでもない。

自宅でしっかり勉強できる生徒もいる。

しかし、やはり積極的にしている生徒の方が、総じて成績は良くなりやすい傾向がある。

もちろん究極的には自宅でしっかり勉強できた方が良い。
でも、どうしても自宅だと誘惑が多い。また、スケジュールの管理は難しい。

自分で自分を律するのが難しかったら、場所を変えて自習をした方が良いと思う。

「家でやるから・・・」

という言葉は、平均的な成績しかとれない生徒は、話半分で聞いてる。
多分に逃げの要素も含んでいるから。


勉強ってね、ある程度プレッシャーの中でやらないと、なかなか伸びてこない。
自分の好きなときに好きな量だけやって、それで成績が上がるなら苦労しない。

基本的なことを頭に入れて、何度も問題集を繰り返して確認することで、ようやく下地がつくられる。そこではじめて、入試問題などの難しめの問題に入っていける。
その過程をなんとなくやったつもりで通過して、都合良くできるようになるわけがない。

できるようになるというのは、そのくらい大変なのです。
時間もかかる。

塾で自習している生徒を見てると、何時間も何時間も集中してやってる。

週に1~2回程度塾に来て、言われたことだけやってる「だけ」では、思ったように成績など上がりません。その後の部分が大事です。

当たり前のことですが、こういうことが普通にできる生徒とできない生徒が同じ評価を受けるわけないですね。

高校入試はほぼ全入なので、学力による振り分けみたいな側面が強いですが、その先は本当にくっきり分かれます。

後は本人がどう考えるか?
厳しいけど、それしか言えません。