衆議院の解散2014年11月21日 15:31

先ほど予定通り解散された。

この一連の流れを見ていると、公民のお勉強にもなる。

国会の解散・招集は天皇陛下の国事行為。
陛下より解散の詔勅が発せられたと言うことを、総理の女房役である官房長官が直接本会議場に持ち込む。

その時点でそれまで続いていた審議はすべてストップ。

詔勅が優先され、即時解散となる。

あくまでも陛下のご命令というのが建前。


もちろん、実際は総理の専権事項であり、すべて内閣の助言と承認に基づいて行われることではあるが、あらためて国会は陛下が召集するのだと言うことを実感する。


なお、解散権は総理の伝家の宝刀と言われているが、国権の最高機関である国会の議員は国民が選ぶ。
その国民の選択を否定できるのが解散権。だから伝家の宝刀。

内閣は、国会議員の承認の上に成り立っているのだが、そのバランスとして与えられているのが解散権。

今回は不信任決議を受けての結果ではないが、三権分立の仕組みがよく分かる事例でもある。


さあ、選挙だ!
ベストな選択肢がない場合は、よりベターだと思われる人を選ぼう。

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