人を見て、法を説け2014年11月14日 14:29

人を見て、法を説け

(相手の人柄や能力を見て、それにふさわしい助言をすべきである。)

教育なんてまさにそう。


すべて相手の状況を見て、決めなければならない。

確かに学力をつけるに正しい方法はいくらでもあるが、それが当人に即当てはまるとは限らないのである。
ましてやまだまだ成長過程にある子供たち。
昨日は通じても今日は通じないことは多々ある。

誰にでも通じそうなものは、実は誰にも通じないことは多い。
教育なんて、日々の活動は地味なものだ。
決して、派手なスローガンで言い切れるものではない。
逆に言えば、わかりやすいフレーズほど要注意と言える。


教える側だって、お釈迦様ではないのだから、不完全そのもの。
不完全な人が、不完全な子どもを教えるのだから、試行錯誤して当たり前。



大事なことは、適度な距離と愛情を持って真摯に向き合うこと
やはり最後は理屈ではない。


覚悟を持って教えている人ほど、実は表面上は地味。
しかしそれこそが本物。

わかりやすいことが正しいとは限らない。