背中から見えてくるもの(辛口) その22016年11月16日 14:50

今日から定期テスト突入。
中3にとっては、事実上最後。これで内申が確定する。

さて、連日のテスト勉強。

生徒の背中から見えてくるものがまだ2つほどある。

1)自意識過剰型
これは、勉強してます! アピールが強い。
多分に中学生くらいの年齢特有の、自意識過剰から由来するんだろう。
とにかく、自分に気を引いてほしい。
だから、勉強している姿を見てほしい。勉強してます!オーラを一生懸命発しようとする。
(これをこじらせると、いわゆる中2病?)

しかし、オーラというのは、自然に醸し出してくるもので、無理に出すものではない。
集中している生徒は、ただそれだけで自然にオーラを発しているものだ。


こういう生徒は、とにかく集中力がない。すぐ周りに反応する。
こちらが教えた後、「じゃあ、これとこれは、家に帰ったら復習します!」と威勢は良いが、まあ、話半分程度でちょうど良い。

でもまあ、とりあえずやるだけ良いのかもしれない。

2)フェードアウト型
一見するとまじめにやっているように見える。
提出物もまあまあこなす。とはいえ、半分くらいは写経かもしれないが。
でも、肝心のテストの点には反映されにくい。

結局、なんとなくやっているふりをして、肝心なところから逃げているのが原因。
逃げてしまう原因はいろいろだろうが、結局は自分に勝てない。
なんとな~く妥協する。

今はやりのドラマではないが、事勉強に関しては、「逃げるのは恥だし、役にも立ちません」(^^;)
ツケを先送りするだけです。

先送りすればするほど、傷口は広げる。

いざ試練に立たされたとき、その生徒の人間性があらわになる。
ハッキリ言って、きつく言わざるを得ないことも必要なんだと思う。

その分こちらのリスクは負いますが、なあなあにして良いことと悪いことがある気がする。
時には火中の栗を拾うことも必要だなって。