採点ミス2014年04月18日 13:28

今年2月に行われた、都立高校の一般入試で採点ミスが100件くらいあったそうだ。
中には、不合格にされた子もいるようで、転学の措置を執ることもあるようだ。

理科の出題ミスもあったので、今年の都立高校入試は少し残念な結果になってしまった。

都立不合格になってしまった子のほとんどは、私立高校に行くのだが、いまさら転学が出来るのか?
もし転学したとしたら、今まで払った授業料の扱いや、都立高校の制服代、教科書代などはどのように負担するのか?

なによりも、やっと新しい生活をスタートさせた子どもに、よけいな葛藤をさせてしまうことが実に気の毒である。

さらに、逆もまた真なりで、間違って不合格になってしまった子の陰で、本来なら合格しなかった子もいる可能性がある。
まあ、今更取り消しはないだろうから、不問に付すとは思うけど。

月並みな言い方ではあるが、子どもたちは自分の人生をかけて受験している。
だからこそ、採点側も最大限の注意を払って採点してほしいものだ。


ところで、今年は東京マラソンの影響で、受験日が23日から24日にずれ、28日の発表は通常通りと、いつもよりも1日発表までの期間が短縮された。

できるだけ早く処理するのは望ましいが、それで現場が混乱し、採点ミスが出るのなら、決して無理をしなくても良いと思う。
来年はいつもの通りに戻るようなので、来年こそは、受験生を裏切らないでほしいと切に願う。

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