アンバランスなとき2014年05月21日 11:53

いわゆる反抗期は、肉体と精神のアンバランス期である。

特に男子はだいたい小6から中1くらいから、ドンドン肉体は大人に近づいていく。
しかし精神面での成長は、それから数年は遅い。

肉体と精神のバランスがとれてくるのが17~18歳くらい。

この間のアンバランスが、反抗期の特徴でもある。


だから、当人も何をしているかわからないことをしでかし、周りの大人は当惑することも多い。

ただいずれにせよ、あまり目先のことに一喜一憂せずに、まあ、こう言うこともある、とおおらかに構えておいた方が吉。

本人に問いただしても、たぶんよくわかってないんだから。


ここで一番まずいのが、目先にこだわり、あれこれ口出ししていじろうとすること。
親が過干渉で良い結果を招くことはあまりない。

それは、本人のためと言うよりは、親のため、という意図が子どもに見透かされるから。
どんな結果になろうとも、グッと我慢して見守る、と言う姿勢がないと、子どもは本当の意味で成長しない。

指揮官が右往左往していたら、その軍隊は力を発揮できないのと一緒。


子どもは親という要石(かなめいし)を中心に育つ。
要がぶれたら、子どもはもっとぶれる。