戦い方はいろいろあるんだと2016年10月13日 12:06

昨日の続き。都立高校第一志望の場合。

何回か模試を受けていると、志望校と自分との実力差が見えてくる。
今の段階で合格圏という場合もあろうし、努力圏とか、場合によっては志望校を再検討せよとか・・・

とはいえ、模試の判定は、あくまでもその業者が出している合格ラインに基づいてのもの。
そのラインを突破していれば、合格の可能性は十分あると言うことだ。


しかし都立高校の場合、いわゆる合格最低点がない。欠員を出さないのを原則としているので、競争倍率次第によってはこの合格ラインは下がってくる。

毎年模試の受験動向や、予備調査などによる倍率予測から、私は合格ラインを予想している。
おおむね外れてない。やはりこれは長年の経験からだと勝手に自負している。

それに基づき各生徒には、当日点の目標を伝え、どこをどうするべきなのか?改善点を話している。

それが受験直前までにやっていることだ。


学校では無難な進路指導をすると思うので、おおむね常識的な範囲でしか勧めてこない。
私と違うことは多々ある。

現在の結果だけで簡単に考えることなく、常に最善の努力をしておきなさいと言うこと。
戦い方はいろいろあるんだと。


ちなみに乖離が大きいのは、やはり中堅より下の学校と専門学科の学校。
すべてに通用するわけではないので注意。