当たり前の話 ― 2016年10月04日 11:52
テスト前は、日曜も塾を開放して勉強させてる。
もちろん強制ではないので、来る来ないは自由。
自宅の方が勉強できると思ったら、そうすれば良い。
とはいえ、おおむね塾に来てまじめに勉強している方が、成績は良くなりやすいが。
家でやる、というのは一種の逃げ、というか言い訳の部分もあるから。
テスト勉強は、大量に出される課題を片付けることから始める。
たまに直前になっても、ほとんど手つかずな生徒もいる。
もちろん、1週間前には終わらせている生徒もいる。もちろん後者の方が成績が良いし、私は1週間前を目標に終わらせるよう言い続けているつもり。
で、前者の生徒が、あんまり勉強した気にならない・・・ とか言うことがある。
当たり前の話である。
直前になっても、ちょろちょろとしかやらないで、どうやって成績が上がるのか?
土日も塾に来て、休み返上でまじめにやっているのと、やっているかどうだかハッキリしないのが同じ成績など取るわけもない。
そもそも学校の提出物をまじめにやらない生徒というのは、当然内申があがらない。
テストの点数もまあそれなり。
高校受験程度なら、どうにか乗り越えられるかもしれないが、その後が予想以上に響く。でもその実感はなかなか伝わらない。
学校のシステム上、まじめに授業を受けて、まじめに提出物を出す生徒が評価を受けるのだ。
(案外、テストの点数というのは、そこまでの評価対象にはならない。もちろんおおむね相関あるが、一発勝負での評価でないのは確か)
どのような理由があろうとも、そこから逸脱すると言うことは、それなりのリスクは伴う
まだまだ未熟故に、情状酌量の余地はあるが、自制して取り組む努力だけはしなければならない。
わかりやすい、面白い授業を聞いて、個別に教えてもらえる
それだけでわかった気になって、成績が上がるという魔法などありません。
じゃなければ、休みを返上して自分の勉強にコツコツやっている生徒がかわいそうである。
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