今日から2月2016年02月01日 11:48

今日から2月。

首都圏の中学入試は今日から始まり、私大の受験も本格化。
月末には都立高校入試が控えている。
いよいよ一年の集大成の時期である。



毎年書いているが、体力的にも精神的にもしんどいが、実はこの時期は好きである。


日脚も伸びてきて、そろそろ梅も咲く頃。



春を待つ気分になれる、そんな時期は悪くない。


そういえば、プロ野球は今日からキャンプイン。
球春到来でもある。

今までのが露呈する2016年02月04日 11:33

おとといは、都立高校推薦入試の合格発表日。

都立の推薦は、私立と違って、事前相談がなく、内申と当日の試験内容での評価。
倍率も高い。

まあ、たまに低めに出る(それでも2倍を少し切る程度だが)所もある。


とにかく、受けた以上は合格できるかも?と思うのが人情。

しかし事前の予想を良い意味で裏切ることは少ない。
基本的には、内申基準を超えてないとなかなか合格しないのが現状。

また、面接と作文などで内申をカバーしようと思っても、まあ難しい。
結局、内申が良い≒学習態度、生活態度も同等と考えられている現状、また、そこを狙った試験である以上、逆転はなおさら難しい。

さらに、面接などでは思った以上に、日頃の態度が出るものだ。

当日なんとか取り繕えば良い、という考えは甘い。
面接官はそんなのすぐに見破る。

中学生時代の日頃の態度は簡単に隠せるものではない。

雰囲気でわかる。


まあ、推薦で残念だった生徒は、一般試験に気持ちを切り替えて勉強してください。


今日明日は、願書提出日。
倍率が気になります。

いい加減気づけ2016年02月14日 12:20

私立高校の入試もほぼ終わり、うちの生徒で私立を受けた生徒は合格が全員確定。

とりあえず第一段階は終了。


残るは24日の都立高校のみ。


残り10日で力を入れておきたいのは、やはり理科と社会。
特に理科は必須。

苦手な分野を残しておくのは致命傷。


過去問をやってみて、基本がわかってないなと思ったら即復習。

なんとなく適当にやってきたからこそ、今の実力。


自分に甘えずに最後まで詰めてきた生徒が、本番で勝つ。
当たり前のことだが。



とはいえ、平均点以下の生徒というのは、この詰めが総じて実に甘い。
要は、きちんとやってない。
勉強不足。


それが自分に対する甘えでもあるし、基本面倒なことを避けようとする幼さでもある。

高校受験は学力での振り分け という側面もあるので、これでもなんとかなるが、それが通用するのは高校卒業まで。


本気で大学受験を考えたら、まず通用しないし、社会に出るのも同じ。


それなりにやったら、それなりの扱いしかされない。



なんとなく私立が受かって安心するのか、都立まで気力が持たないこともあるよう。
なんとか鼓舞したいという気持ちと、諦観する気持ちと入り交じる。

自分の周りの環境は、自分が決めていることに、いい加減気づけ。

残りあと10日。

いよいよ2016年02月23日 12:14

明日は都立一般入試日。
いよいよである。

毎年毎年思うのだが、これで良かったのかな? もっとやれることはなかったのかな? と自問自答しつつ最後は開き直る、この繰り返しである。


さて、受験直前。

直前のピリピリ感はあまりない。
なんとなくマイペース。まあ、表に出さないだけなのかもしれないが・・・

これが吉と出るか凶と出るか・・・


成績が中から下位の生徒は、大体いつもの定期テストもこんな感じで受けてきた(はず)。だから今の成績がある。
受験だからといって、追い込むとは言っても、そもそも追い込むことの実感がわきにくいのかもしれない。

そういう現状に厳しく言ったことも何回もあった。
このままだと無理、志望校下げる?とか、まあここでは書きたくないことも・・・^^;
特に今年は、内申点の割にはチャレンジ入試なので余計。

褒めて伸ばすことは否定しないが、時には厳しく言うことも必要。
へそ曲げてこなくなることは覚悟の上だが、お為ごかしはイヤだ。

全責任を背負っている個人塾だからこそなのかもしれないが。


まあ、それがどこまで響いたかはわからない。

ましてやまだまだ幼い中学生。目先の快楽に影響されやすいことは必定。


本性なんて入試の一回や二回で変わるものではない。
人間の習慣なんて、そう簡単には変わらないことは百も承知。

それでもせっかく来てくれた生徒。
なんとか合格をつかんできてほしいと切に願う。

明日が本番。

定期テスト前恒例、宿題の丸投げ2016年02月29日 15:19

公立中の期末テストは今日でほぼ終了した。

毎回そうだが、今回も、「恒例」副教材の宿題としての丸投げ。


今回は前回から間隔が空いたせいもあり、範囲が広い。
勢い、宿題の範囲も広い

例 中1英語 P98~128 中1数学P64~P95
  中2英語 P80~123 中2数学P125~P171

当然、理科も社会も国語も提出物がある。

もちろん最後はセルフ丸ツケ。


学校の先生もわかっているはず。あれを全部自力で解ききれるのは少数派だと言うことを。
なかば、答えの丸写しは黙認。

実際平均くらいの学力もおぼつかない子は、半分もできるわけがない。
あの量の多さにへたれるのもわかる。

本来、宿題を終わらせてからが本当のテスト勉強なのだが、宿題倒れになっているのが現実。

学校によっては、進度に合わせて適宜提出させているところや、問題を選んで出しているところもある。
本来はそうすべきだろう。

学校の副教材は結局のところ、これだけ生徒にやらせてますよ。というアリバイ作りとしかとれない。


どうせ先生だって、出されたものを丁寧にチェックする時間などないはず。はんこ押しておしまい。

壮大なムダをしているとしか思えない。

いつからだろう、こういう宿題が出たのは?
私が中学生の時はほとんどなかった。

せいぜいプリントが数枚。

だから私は教材として、問題集を買ったり、今はなき「中2時代」!などの学年雑誌の付録をやったりしていた。(私は時代派でした(笑))
教材選びは自分なりに工夫してた。

それでは生徒が困る、という親の要望などから、副教材をドンと出すようになったのかもしれないが、当然生徒のレベルに合わせてない。どちらかというと難易度は高め。だから過半数の生徒はもてあます。
答えの丸写しが横行・・・

テスト前こそ、しっかり勉強の習慣をつけさせたいのだが、多量の宿題が邪魔する。
何のための宿題なのか・・・?