宿題に振り回されてはいけない2014年06月21日 12:55

テスト前に、問題集やプリントやらを宿題として出されるのは、なかば当たり前になってきた。

テスト勉強というと、まずは宿題をやるというのが当たり前になっている。

学校にもよるが、この宿題の量が結構多い。


たっぷり出されて、丸付けも自分だから、実際は丸投げに近い。
おまけにこれは当然ではあるが、問題の難易度が自分の実力と合っているとは限らない。

必要以上に難しい問題をやり、自信を喪失することも多い。


だから、こちらがチェックするときはまず、生徒の実情に合わせて問題を加減する。
やらなくて良い問題は、答えを写すことも黙認する。
まずは提出が最優先だ。


また、この宿題は1週間くらい前までには終わらせたい。
塾生には、春先に配られたときから、学校の進度に合わせてやっておくように言っておいた。
今では、かなりの子が守られている。


本当のテスト勉強は、宿題をやることではない。
やって出来なかったところを何回もやり直すことだ。

全く歯が立たないレベルではない。

少しがんばれば解ける問題をしっかりやり直すことだ。

あとは英単語や、理社の語句などの暗記物

これを直前まで何回もこなす。

これが本当の試験勉強だ。


宿題を直前までかかってやっているようでは、とうてい平均点レベルにしかならない。


宿題の量に振り回されないように、うまくコントロールする必要がある。
宿題は、あくまでも自分の学力向上のために利用するものなのだから。