意識を変えるのが難しい2016年07月04日 22:21

一学期唯一の定期テストの結果が戻ってきている

まあ、だいたい予想通りの範囲に落ち着いている感じ。


結局、普段の学習態度がものを言っている。

いくら勉強一生懸命に頑張る、と宣言しても、なかなか意識までは変わらないと言うこと。


意気込みは良いけど、現実を前になんとなく逃げている子は、それなりの成績に収まってしまう。

今はスマホという、身近で超強力な勉強阻害マシーンがあるのでなおさら。


なんとなく課題をやって、なんとなく復習してで終わると、元々の学力がおぼつかない場合、思った以上に点につながらない。

課題をやるのはもう当たり前のことで、課題をやったあと、できないところを、
しつこくしつこくしつこくしつこく・・・ 繰り返して、やっと本当の実力になる。


頑張ればなんとかなるかもしれないが、その頑張る度合いが、今までの延長上で、「ちょっとやればいいんじゃね?」

では、大して変わらないことが多い。


それだけ、今までの習慣に引っ張られる。



何かを変えたければ、今までの習慣を断ち切らないといけない。

少なくとも、スマホは解約するか、それが無理なら必要以上に持ち歩くことをやめること。

いっつもスマホが傍らにあって、成績が良いというのは少ないはず。


あとは、朝学校行く前に勉強する、放課後は何時から勉強するなど、勉強時間をきちんと決めて、何が何でも守り抜くこと

このあたりが守れなくて良い結果を得ようというのは無理だと思う。

これから半年くらいが勉強漬けになるくらい、将来を考えれば決して無茶ではないはずなのだが、往々にしてやらない言い訳がたつ。

もうあとは自分の考え方次第。

中学生にスマホを与えると言うことは・・・2016年07月16日 01:09

(気がつくと、今月全く更新してませんでした・・・)

さて、もう何度も話題にしているけど、スマホ。
中学生でも持っている生徒は多い。

このスマホを、中学生に与えることがどういうことなのか?


端的に言って、勉強に対する阻害要因。
もっとハッキリ言うと、成績下がりますよ ということ。


スマホもらって彼らが何をしているかというと

LINE
パズドラ(要はゲーム)
youtube
ほぼこの3つ!


LINE、パズドラ、youtube! 続けて言うと語呂が良い(笑)


確かにアプリによっては勉強もできます。
最近は映像授業も配信されてます。

でも、これを効果的に使える子はごく少数派。


なんとなく友達とのコミュニケーションでSNSを使い、あとはゲームをやって、時々youtubeで面白そうな画像を眺めているだけ。


これを傍らに置いて勉強して、成績が上がることなど皆無。


何も考えずに与えると言うことは、高いお金を払って、わざわざ勉強の阻害要因を与えているようなもの。


とはいえ、今さら持つなとは言えない。それはご家庭で決めること。

まだまだ自制心の乏しい中学生。ここはハッキリとルールを決めるのが良いと思う。

ポイントは3つ。
1)夜10~11時以降の使用はやめること。
2)勉強の時は、手に届く範囲に置かない。
3)自室への持ち込みは制限する。

このあたりを基本線に、家族で話し合う必要があるでしょうね。




個人的な意見。私は中学生まではスマホ不要と、ハッキリ思ってます。相談されたらそう答えてます。

ポケモンGO2016年07月24日 21:35

マスコミでも一斉に取り上げているんだから、相当流行っているようだ。

うちで使ってる学生は、早速試しているようだ。

ちなみに私は、まだ何も触れてない。

当然、ゲームの内容についてどうのこうのは言えない。


しかしどう考えたって、勉強とはトレードオフ。
LINE、パズドラ、youtubeのうち、パズドラが外でやるゲームに置き換わっただけ。

やるなとは言わないが、よくよく考えてお使いなさいなと。


ところで、私は自分の信念として、基本的に中学生にスマホは不要という態度を取っているせいか、
最近、塾にスマホを持ち込む生徒が減った気がする。
(あくまで自分の信念であって、他人に強制してはいない)


別に持ち込みまで禁止してないが、やはり気がつく生徒は気がつく。
あれがそばにあっては、勉強に集中できるわけないと。



つくづく、使い手を試す、やっかいな機械である。

考える道具としてのスマホ2016年07月31日 22:31

都知事選は、予想以上にあっさりと決着。

個人的には、もう少しM氏が粘ると思っていたんですが・・・
(T氏は端から無理だと思ってた。最初に名前聞いたとき、なんで?しか思い浮かばなかったし)


さて、今回の結果でネットの勝利とか、ネットの力とか、そう簡単に盲信はしないが、多数の人がスマホを片手に持ちだしたことで、考える材料が増えたことは事実だと思う。

テレビなどの旧来のメディアの報じ方とネットの報じ方に、明らかに違う面が多くなってきたから。
T氏のスキャンダル(と、呼べるかどうか?)など無視だもんねえ・・・

週刊誌などは、この流れをくんで報じているが、元々この媒体は、記者クラブ制度の蚊帳の外で、その分自由度は高い。


結局、従来の枠に縛られすぎて、だんだん地盤沈下している従来のメディア。
玉石はまだまだ混交状態だけど、見る人に考えさせる素材を自由に与えられるネットメディア。

後者の力を本当の意味で無視できなくなってきているのが、今回の結果の一つなのではないかと。


従来の組織だとか、しがらみを超えて、有権者がキチンと考えて投票するようになってきたのではないかなと推測。
こういうやり方の終わりの始まりなのではないのか?

やはり、どんな意見であれ、自分の頭で考えるというのは大事なのだと言うこと。