背中を見守ること2017年01月10日 12:09

今年も生徒からいろいろ年賀状をいただきました

その中で、ある生徒の添え書きに

「塾に通っている時間が、唯一孤独から開放された時間です・・・」

というのがあった。


これを読んで、ジーーンと来てしまいました(^^;)

いろいろなプレッシャーに耐えながら、必死に追い込み勉強に励んでいる姿、今も頑張っているんだろうなという姿、実に感慨深い。


ああ、そういう気持ちできてくれているんだなって。

ところで、「子育て四訓」という、ある教育者が長年の経験を踏まえてまとめたのがある。

1.乳児はしっかり、肌を離すな

2.幼児は肌を離せ、手を離すな

3.少年は手を離せ、目を離すな

4.青年は目を離せ、心を離すな


塾に通う年代は、大体少年から青年の時期。

基本は、本人の努力、頑張り。
その背中を見守る。

自分にはそういう役目もあるんだなと。

ここまで来たら、最後は本人を信じる!
それしかないな。



ところで、見守るって、結構こちらもしんどいことも多い。
しかし、しんどさに負けて、あれこれ手を出してもダメ。

グッと我慢。

それができなくて引っかき回して、問題をこじらせることも多い。
少し位うまくいかなくて痛い目に遭ったとしても、長い人生決してマイナスではない。
その覚悟がないまま引っかき回すのは、要は、こちらが我慢できないから。

子供は当座従うかもしれない。
しかし必ずどこかで逃げ道を見つけ出す。
良い結果になる方が少ない。

何があっても信じる覚悟 
その切り札は、究極的には親にしか切り出せない。
余談でした。