戦略は、置かれている状況によってことなる2016年12月30日 21:35

昨日は、懇意にさせてもらってる塾長さんの所(食堂とも言う?笑)に伺い、いろいろ勉強させてもらった。やはりこういう時間は楽しい。
いつもクローズドの世界にいることが多いので、大いに刺激になる。


ところで塾って、存在基盤が自由だから、どんなやり方だって良い。
こうしなければならない、っていうやり方なんてない。トップの個性が出る。

すべては、おかれてい状況、能力などによってことなる。

ただ、基本は変わらない。基本の上に、どのように味付けしていくか?
そこが大事。

大事なことは、どんなシステムにせよトップがそれが良いと心から信じること。
システムで回すのではなく、あくまでも当事者である「人」が回すこと。

この基本がぶれるのだけは避けたい。


さて、来年度に向けてうちも少し内容を変えていこうと思っている。

やはり学力をつけるには「量」が必要。
週1回程度、言われたことだけをやって学力が簡単に付くなら苦労しない。

あくまでもそれはきっかけであって、その後の勉強がとても大事。
しかし、成績が低迷している子は、それだけで終わってしまう事が多い。
妙に安心してしまうのか?


もうかなり前の話だが、受験直前でもなかなか伸びていない子がいた。
危機感を感じ、直前にはかなり補習を入れた。
本人もまじめに通ってくれた。

でも、それだけ。
まじめには通ったが、ただ通っただけ。
家に帰れば元の木阿弥。
本音はありがた迷惑だったのかもしれない。

結果は言わずもがな。


今回、この「量」の部分にメスを入れようと思っている。
もちろん、ただ単に量を浴びせ倒すことはしない。
過度な負担感を与えずに、どう持って行くか?
もう少し考えたいと思っている。


なおこの改革は、まじめにやっているのだが、いまいち伸び悩んでいる子がメインターゲットになる。

できない子がやる気を出すきっかけになることも目指しているが、そこまで手を広げると視点がぶれてくる。ただ、ある程度「量」をやることで自信が付いてくる可能性は十分ある。

まあ、そんなことを諸々考えながら越年となります。

たぶん今年度の更新はこれが最後

よいお年をお迎えください。

平成28年12月30日(金) 大田区 松栄塾記