渡りに船状態が、本当に良いのか?2016年10月07日 11:34

個別指導というのは、先生がすぐそばにいて、わからない事があればすぐに教えてもらえる
そんなイメージがある。

しかし、いつもいつもそんな状況で良いのか? 


課題に取り組み、自分なりに考えてわからなければ聞く。
それはそれで正しいのだが、問題は、自分なりにどこまで考えたか?

ちょっと問題を見て、もうわからない?
これは、単に考える事を放棄している状態に近い。

単に単語の意味がわからないから聞く?
先生は辞書ですか?

なんか便利にその場の課題をクリアするために存在するのでは、あまり意味がない。

聞いた事をもう一度自分でやってみればいいのだが、大概は、説明を聞いてわかったつもりになっているだけ。
宿題を出しても、やっているんだかどうだかわからない場合は、まあ次の授業の時にはほとんど抜けてる。


勉強はしんどい
でもやらなければならない

そんなとき、個別だと何でも聞ける
だから、聞いてその場を解決

勉強しました!!


これだけでテストの成績が上がればたいしたものである。






勉強する目的は、自立してできるようにしなければならないこと。

生徒が真剣に考える手助けをしているのか?
単なる渡りに船で、わかったつもりになっているだけなのか?

そこを厳しく見ていかないと、単なる依存心ばかり育てる事になる。



というわけで、今週の更新はここまで。また来週。

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